日本でなかなか手に入らない紅茶の茶葉にラプサンスーチョン(Lapsang Souchong、正山小種)があります。
イギリスではスーパーでもトワイニングのティーバッグが売っているほどメジャーな茶葉ですが日本では紅茶専門店でも置いていなかったりします。
ラプサンスーチョンの特徴はなんといっても香りです。日本では「正露丸」にも例えられる香りですが、これは松の葉を燻してつけます。
一説によると中国から英国へ茶を輸出する際に、長い船旅での虫による食害を防ぐためとも言われています。
安いラプサンスーチョンは人口香料を使っていることもあるそうですが、本当のラプサンスーチョンは癖になる美味しさです。
2023年現在、日本ではフォートナム・アンド・メイソン、ルピシア、上町珈琲などで取り扱いがあります。ルピシアは以前、「正山小種極品」というワンランク上のラプサンスーチョンを扱っていたのですが現在は取り扱いがないようです。マリアージュフレールも以前は「Lapsang Souchong Premier」など数種類を扱っていたのですが、現在のリストを見るとラプサンスーチョンの名前はありません。でも、何種類か「中国産燻製茶」が載っているので、面白いラプサンスーチョンのような燻製系のお茶がありそうです。マリアージュに昔からある「スモーキーアールグレー」は燻製茶の良さを残しつつアールグレーらしさも出ていて飲みやすいお茶です。TWCでは以前、ハロッズロンドン店でラプサンスーチョンを扱っていましたが、現在の日本向けのオンラインショップでは取り扱いがありません。ハロッズの紅茶売り場ではロンドン店でも昔からラプサンスーチョンは扱っていませんでした。
ラプサンスーチョンはミルクも砂糖も加えずそのまま飲むのが適していると言われていますが、他の茶葉にティースプーン1杯分を加えて匂いの変化を楽しむのも面白いです。


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